720式手帖生活

旅する手帳案内人 なぷの、手帳や文具のさすらい備忘録。ときどきお菓子、たまにお酒、ちょこちょこお猫。

2016年手帳『開封の儀』(2)!キミに決めた、デイリーEDiT!!◆前編

 こんにちは、南の海のぱむだ、なぷ(@saltsalmon720)です。

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 本日のラインナップは―

  • 前説
  • 寸止め!EDiT開封の儀
  • 次回予告

の、三本でお送りいたします。 

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EDiT、それはほぼ日についでよく語られる、一日一ページ手帳!

  デイリー手帳を検討するにあたり、多くのテチョラー脳内でこのような手帳会議*1がおこなわれることでしょう。

 ほぼ日とEDiT、どっちがいいんだろう。

 さくっと答えを言いますと、ひとによる

 

 しかし、そんないわずもがななことをかたる場所では、当720式手帖生活はございません!
 ほぼ日のいいところはほぼ日ユーザーにまかせるとして、
EDiTユーザーの私としてはただただ、EDiTのありのままの姿を、この記事を読んでいるみなさまにお伝えするしょぞん。*2

 2014年のご乱心を乗り越え*3、生まれ変わったEDiT。
 2015年との比較をすこしだけ混ぜつつ、がっつりレビューです!

EDiT開封の儀にいたるまでの足跡。

 1.どれにする?今年のEDiT

 一口にEDiTと申しましても、その種類は多種多様。
 はだかのもの、ちょっとだけ装丁があるもの、しっかり装丁があるもの、はたまたカバー。
 そのカバーも透明ビニ、高級感ある皮、ブランドコラボなどはばひろく、サイズも手のひらサイズからA5サイズまで。
 女性向け商品を取り扱う、MARK'sならではの「ちょっとずつたくさん」なラインナップがそろっています。*4

www.edit-marks.jp

 その中で、私が選んだのは―

 こちら!

 EDiTの定番B6サイズの1日1ページに、カバーなしでそのまま使えるお手軽なカラーリフィルが登場。
ペーパーバック仕様で、4色の素材感のある表紙をラインアップ。
「1ページ手帳には興味があるけれど、価格が高くて…」という方も、ウィークリー手帳と同じお手頃価格でお買い求めいただけます。EDiTをはじめて使う方のスタートアイテムとしてもおすすめです。

出典元:www.edit-marks.jp

  MARK's EDiTデイリーB6 カラーリフィル

「1日1ページ手帳には興味があるけれど、価格が高くて…」
出典元:www.edit-marks.jp

 そう、そうなんです!
 なんと、この今年から発売のカラーリフィルシリーズ。

 いわゆる「はだか」の『本体のみ』と比べて、
お値段が100円しか変わりません*5
 デイリー(一日一ページ)手帳は、やはりお値段と、そのお値段を支払ったのち「白紙のページが続いて、飽きてしまったら…」という心配がビギナーさんにはつきもの。*6
 もちろん、100均にあるうわさのあのノートを試してもいいのですが、モチベーションに差がでそう。

 そんなみなさんに、このシリーズはとてもよい練習になるのではないかと。
 装丁がシンプル以外、内容はもちろん、他の同型デイリーEDiTと変わりません。

 もちろん値段が決めてではありましたが、それ以外にも「今年新発売」とあり、現在使っているスープルとの使用感を比べてみたかったというのもあります。
 もうひとつやぼうがあるのですが、それは実現してからの発表で…。

 2.キミに決めた!カラーリフィル、ブルー!

 早速、そんなEDiTさんをみていってみましょう。
 お色は青にしました。ブラック・ブラウン・ブルー・レッドの4種類。
 茶と悩みましたが、せっかくなので、現在使っているスープルのターコイズブルーに近い色を選んでみました。
 同時に、去年からまきこんでいる、母への誕生日用に赤も選んでみました。

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3.さあ、ほくほくしながら開封の儀、スタートです!

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 まず最初にやること、それはもちろん―

 体重測定

 カラーリフィルは297g。今見てみたら、公式にも重さの表記が…!
 ページ数のある、デイリー手帳ならではですね。*7

Spec
B6変型(サイズ/H180×W120mm)
重さ/294g464P・スピン2本・使用例リーフレット付

出典元:www.edit-marks.jp

 これから一年間、どんな風にしあわせ太りしてくれるのか。
 たのしみです。

4.おたのしみはあとにとっておく派?*8枝葉にしかない楽しみもある!

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 なかには、手帳本体と、メッセージカード。
それに『EDiTのつかいかた』が入っています。
 昨年(2015年今年用の)EDiTを開けてみて、とてもときめいたことを思い出しました。

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 カード表面。
 『人生を編集する手帳』というEDiTならではの標語です。
 特殊な、黒というより濃い灰色のカードに金色のエンボス箔押し。
 ううん、ときめきます!

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 一転、こちらはマットなシルバーインクで、抑え気味のフォントによる短編詩。

書いて、書き直して、進め。

 静かですが、とても力強いメッセージです。 

5.おや…とりせつのようすが…?

 メッセージの余韻にひたりながら、
「こちらも変更なしだな」とEDiTの使い方をみていましたら…

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 あっ、日付が動いてる!

 細かい、こまかいですさくらさん!*9
 去年のこのリーフレット、捨てずにとっておいてよかった、と感じた瞬間です。

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 ちなみに、URLも変更になっています。
(2015/11/25 追記)

6.ひとしきり表紙をなでさすります

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 表紙には、銀で「2016」の年号が。
 このフォントは、本文と同じもののようです。*10
 統☆一☆感☆!*11

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 表紙下部にはEDiTの文字。
 表紙の紙は厚手で、多少ぞんざいに扱っても耐えてくれそうな頼もしさを感じます。
 ざらっとしたキャンバス地に、シンプルながらもセンスのよさがでています。
 一年経ちくたびれたら、どんな感じになるのでしょうか。今からたのしみです。

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 スピンは銀と黒の二本です。
 こんな感じで貼り付けられており、後日むしーっとはずすのが簡単でした。

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 EDiTは、かなり白色度の高い紙を使っています。*12
 そのため、スリップがよく映えます。
 あえて色をつけるのではなく、おさえ気味な配色。見返しでいやでも毎日目に入る、インパクトの強い黒と、本文ではほとんど目立たない灰色の、黒・銀二色です。
 黒いスピンといったら、仕事用手帳の高橋手帖やNOLTYでよく目にしますが、EDiTにつくと銀の効果もあいまってか、なんだかおしゃれに感じます。
 ううん、EDiT MAGIC*13にかかっています。

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 角は角丸加工。
ページの角がくしゃくしゃになるのを防いでくれます。

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 小口印刷で月が一目でわかりやすくなっています。

7.お待ちかね、本文です!

 ページをめくると、真っ黒な見返し。
 そして、中表紙の登場です。

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 すでに貼りものをしてしまったあとなんですけれども!
 すみません、がまん、できませんでした…!*14

 こちらのEDiTは、育猫日記になるので獣医さんからいただいた、お薬袋の「動物⇔人間年齢換算表」をぺたり。
 かぞくは来年満1歳をむかえるので、マイルドライナーでマイルドに目立ってもらいました。

 ◆◆◆

 ―と、ここまでで手帳の中身について、さっぱり触れられていないのにけっこうな文量になってしまいました。*15
 かんじんの、本文については次回持ち越しで!

 ◆◆◆

次回予告

 まさかの前後編!こんなに早い段階で分割記事になるとは夢にもおもっていませんでした(本当に)。
 これもひとえに手帳への、EDiTへの愛がなせる業…!
主人をむしして寝倒しているむすこにほのかな憎悪が生まれる、夜!*16

 次回、720式手帖生活は、
「いちばんこわいのは、前中後編だったとき。そうならないように巻きで!EDiTのすみからすみまで、徹底レポートというほどレポートはできていない!後編!」
でお送りします!

 ◆◆◆

 ここまでよんでいたき、おありがとうございます。
 それでは、また。
 Have a good techo life!!

*1:手帳会議(てちょう-かいぎ)【造語】手帳に関する会議。手帳製造メーカーが行うそれとは異なる。だいたいはひとりで行う。テチョラーの雑念と妄想、現実と理想がせめぎ合うたのしい時間。手帳の購入検討会から、購入した手帳の役割分担まで、その内容は幅広い。

*2:あわよくば、一日一ページ沼にひきずりこむしょぞん。

*3:多くの万年筆ユーザーに絶望を与えた、「裏抜けしやすい紙への改悪」問題。詳しくは、いぶし銀さんのブログをご参照ください。

nekobungu.blog.fc2.com

*4:このホームページ危険すぎる。

*5:どういうことなの。

*6:えらそうに言ってますが、私もデイリーEDiTは2015年、つまりは今年からですいちねんせい。

*7:ふと気になってほぼ日手帳のサイトへ行ってみましたが、そちらにはページ数のみの表記でした。

*8:気分によります。

*9:EDiTの担当編集のおなまえ。EDiTのfacebookも書いてらっしゃいます。ちなみにまったくのあかの他人なのですがさくらさんという語感がとてもかわいらしくてすきです。一方的にEDiTのおかあさん、とおしたいしております。ちなみにこの仕様変更を編集さんがやったという証拠はないので、私の妄想である可能性が高いです。

*10:某企画用フォーマットづくりのおかげで、目を皿のようにして本文をみつづけた成果です。

*11:統☆一☆感☆!(とう-いつ-かん)【名詞】今後たびたびでてくることが予想される、720の数少ないこだわりのひとつ。同じものを継続して使い、結果同じものが並んでいることにつよい満足感をかんじたときに使用することば。

*12:私はこの紙を「EDiTの謎紙」と呼んでいます。万年筆の裏抜けがほとんどしないうえ、引っかからないつるつるの紙なのですが、やはりEDiT専用の紙を開発なさったとしか…。トモエ・MDと手帳メーカーは紙の開発に余念がありませんね!日本人でよかった。

*13:EDiT MAGIC(えでぃっと-まじっく)【造語】書いている内容が「きょうはうんちを二回した」でも、しゃれおつに感じる魔法という名の思い込み。テチョラーにおいては、同様のことが他のブランドイメージが強い手帳においてもたやすくおこる特にほぼ日手帳。『弘法は筆を選ぶが、筆を選ぶ者が弘法とはかぎらない』

*14:だってそこに白紙の手帳があるから!

*15:4000文字あります。

*16:でもかわいいからゆるす。