私は旅人になりたかった。だから、「旅する手帳案内人」、を今日から名乗ります!
こんにちは、南の海のぱむだ、なぷ(@saltsalmon720)あらため、
旅する手帳案内人 なぷ(@nap_techo)です!
当ブログは哲学ブログでも自分探しブログでもなく手帳文具たまにねこブログですがタイトルを安易にすればするほどなんだか中学生の思春期をこじらせたものになることについてブロガーの皆様にご相談したくてなりません。今日の天気、雨!
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本日の720式手帖生活は略式にてお送りいたします。
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◆前回までのおさらい
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◆肩書について考える
1.ただの手帳好きではいけないのか
ブログの書き出しに、特にひねりもせず現住所と好きなものを使っています。
それはそれでよいのですが、「南の海のぱむだです」。
私を知っているひとも、知らないひとはなおさら、私が一体何者なのかひいてはここがなんなのか、さっぱりわからないなあ、と常々思っておりました。
候補はたくさんあり、
- 南の海の手帳好き
- 大分在住テチョラー
- オジサン手帳大好き
などが最終稿に残りました。
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でもどれもいまいち、それを聞いて「ああ!○○か!」となるものではないと感じました。
別に私が何者でも構わないとは思うものの、せっかくありあまる手帳への愛を語っている当ブログ。
もちろん、この手帳沼、おっとくちがすべった*1、手帳文化へのご新規さん獲得を目標としています。
あわよくばオジサン手帳、オジサングッズをはじめとした、愛用の品を購入していただき、廃盤阻止になんとかお役に立ちたいというしたごころ・うらごころもあります。
もうちょっと、グッとくるキャッチーなコピーはないものだろうか。
南の海のぱむだ一頭、こうして悩み始めました。
2.まずは検索してみよう
現在における探し物の第一歩はGoogle先生へのおうかがいです!
そうしたところ、このようなページがヒットしました。
なんと!
私が求める情報そのままではありませんか。
いそいそと読み進めます。
こちらは、宮脇小百合さんが運営するブログの一記事。
ご本人は『自分売り出し力プロデューサー』とのこと。
ブログ記事自体の読みやすさ、わかりやすさもとても参考になりましたが、主題はそこではありません。
肩書です。
キャッチーでグッとくるコピー*2をなんとか作るのです!*3
3.Who What How
そこで登場したこの文句。
自分のサービスが『誰に』、『何を』、『どうする』
をまずは書き出してから、
自分に合った肩書きを考えて
みてくださいね。
すごい、なんて具体的なんでしょう。
これを考えていけば、キャッチーでグッとくる(略)ができそうです!
実際に考えていく前に、すこしほかの方がどういうものを名乗っているのか気になるので調べてみることにします。
◆手帳関連の肩書各種
1.まずはゆる友タイムラインを参考に
『文房具・手帳アドバイザー』たかたくさん
文具や手帳についてのアドバイスをおこなうひと、という肩書ですね。
定期ツイートで、手帳選びに悩んだらまずは相談、といったツイートをよくお見かけします。
続いて、『文具レディ』まきさん。
『文具ソムリエール』菅 未里さん
調べていく中で感じた事は、こうしてみると、手帳というより文具が多いのですね。
実際、世の中には「文具王」なる称号も存在します。
肩書は、正式に資格になっているもの、医師や弁護士などをのぞいて「名乗ったもの勝ち」の世界。
特に文具や手帳、趣味界隈においては「一人一肩書」であってもおかしくありません。*4
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さて、本題にもどりましょう。
以上の偉大なる先達の方々を参考にしつつ、肩書について考えるきっかけをくださったのは、もちろん―
2.そして、手帳といえば、この方
『手帳ライフ研究家』藍玉さん
この記事をなんどもなんども読み直しました。
Googleサーチにおいても、「肩書は自分がなりたいものを名乗れ」(その結果キラキラ肩書が増えているのでちょっとは落ち着け)という記事を多く見かけました。
誰に、何を、どうするのか。
藍玉さんの場合は、
手帳によって人生がどう変えていくか?好転させていくか?」を探究し、みなさんとシェアしていきたい
- 誰に→みんな
- 何を→手帳と人と人生
- どうするのか→どう変えていくか、好転させていくかを研究する
すなわち、『手帳 ライフ(人生) 研究科』ということです。
なんど読み返してもしびれる記事です。
広大無辺なネットの海を泳ぐうちに出会った言葉で、とてもだいすきなもののひとつが
だれかが好きなものについて語るとき、
その言葉は、かならず他の誰かを救っている。
というものです。*5
私だけでなく、手帳に迷い苦しみ救いを求める多くの手帳ジプシーにとってきっとこの肩書を決めたという藍玉さんの決意は救いとなったことでしょう。
手帳の話です。なにか世界平和とか宇宙の安寧*6みたいな規模の語り口調ですが、机の上の手のひらに乗る手帳の話です!
以上を踏まえ、考えてみました!
◆Thinking like Singing
1.まずは思いつく限りあげてみる
試行錯誤の基本ですね、それでは以下に思いつくまま考えたものを列挙してみます!
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- 誰に→日本人、世界中の人に
何を→手帳を
どうする→楽しんで使ってもらう方法を提案する - 誰に→手帳が好きなひとに
何を→より楽しい手帳の使い方を
どうする→提案する・紹介する
- 仲介
- 提案
ここで、なんだか方向性が見えてきた気がします。
- 誰に→手帳を使う人に
- 何を→手帳の使い方を
- どうする→熱く語ってもらう
もう一声!
となりましたが、少しクールダウンします。
頻出単語はかならず使う単語、まずは「手帳」。
私はその手帳で何をどうしたいのか。
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もちろん、当ブログでもくりかえし語っていますが「手帳は究極にプライベートなもの」、見せるものではない、私だけのもの。
しかし当ブログでも、そしてTwitterでも、オフでも私は人に手帳を見せています。
閉じられた手帳という個人的なものを、自分以外にむけて開く。
そして開かれた手帳を見る楽しみを、より多くのひとへ。
〝ひとの手帳をみるのは、たのしい〟
このあたりの個人から全体への流れは、藍玉さんと通じるものを感じています。*7
また、蛇足としてあくまで「見る」であり、「読む」ではないと考えています。
オフ会などで、ありがたいことに拝見することが多くありますが、本人の了承を得ていない場合は文字は文字としてとらえ(空、はskyではなくsora、という風に)意味としてとらえないよう薄目で!
それらを全部踏まえて、決めました。
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◆私は、「旅する手帳案内人」です!
1.なぜ旅するなのか
まず、「自分から見に行こう」と思ったからです。
九州手帳愛好会のオフ会でもそうですが、自分の家でのんびりテレビを見ていても、誰かと手帳のことについて話したり、見せてもらったり、手帳運用の悩みを相談したりされたりできません。
オンラインでも、オフラインでも。
まずは、私が動かないと!
そこを踏まえて、「行動」、「動く」、「あなたの街へ」などなど吟味した結果、すとんと落ちてきました。
私は旅人になりたかった。
だったら、手帳を目的に、オンライン・オフラインで相手の(手帳の)もとへ出向くのも、立派な旅だ、と。そう定義しました。
2.なぜ案内人なのか
「仲介業」、「あっ旋業」、「アドバイザー」、「研究家」、こちらもいろいろ考えました。
でも、どれもちょっとずれている感じがして。
研究家はとても心ひかれましたが、そして研究しているつもりもあるのですが、こんな狭い業界*8でいきなりかぶるというのも今後の交友関係がしんぱいです。
今私がやっていること、やりたいこと、やれること。
それはブログやTwitter、オフ会を通じて、手帳の楽しさを紹介すること。
*9
紹介人、この方向はどうだろう、手帳を紹介する、どちらかというと、案内する?
そうだ、案内人だ!
3.そして日本語の有効活用
旅する手帳案内人と手帳ゆる友の共通点があります。
それは、「どこに『かかって』いるかで意味が変わる」こと。
ゆる友の「ゆる」は、一見手帳にかかってみえるため「どこがゆるいんだ!」という突っ込みを定期的に見かけます。
しかし、その「ゆる」のかかり先は、「友」なのです。
ですのでまったく問題ありません!*10
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では、旅する手帳案内人。
このフレーズは、
- 旅する―手帳案内人
- 旅する手帳―案内人
かで意味がかわります。
1では、説明の通り、手帳案内する私が旅をする、という意味に。
一方2では、手帳が旅することを、私が案内する、という意味に。
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ゆる友が2014年春に発足してから、あれよあれよというまに2016年。
長いようで短い、とても手帳濃度の高い2年でした。
その中で、こっそりとひとつの企画を運営していました。
『手帳ゆる友と旅するEDiT企画』という、ちょっと長いなまえのこの企画は、『旅するEDiT』という手帳をゆる友間でリレーさせよう、という企画です。
現在通算3冊目です。思えばこういった企画ものにありがちな、迷子にもならずEDiTさんは順調に代を重ねていっております。
この企画があったからこそ、私は育猫日記をEDiTに決め、九州手帳愛好会(QTA)をやってみようと思いつきました。
なにぶん不慣れな素人がはじめた企画、洗練とは程遠いのですが、やっていくなかでなんぼかノウハウと呼べるようなものも身に付きました。
そんな、いろんな出来事のきっかけになり、いろんな人と知り合う縁をつないでくれた『旅する手帳』に感謝を込めて。また、これからへの期待も込めて。
そんな思いを乗せて、「旅する 手帳 案内人」、ということばをえらびました。
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いかがでしたでしょうか。
ふだんから目的地まで一直線すぎて勢い余って通り過ぎるか、回り道しすぎてゴール地点が当初の目的からずれる当ブログですが今回の迷走っぷりったら過去最高ですね!
今後、「肩書をいっちょつくってみようかな?」*11
というテチョラーのみなさまの助けになれば、とおもい全思考過程を追ってみたのですが、余計にわかりにくくなってしまったような…?
いやさ、まあせっかく悩みになやんでつくった肩書です!
これから積極的に自称していこうとおもいます、というわけで、いつでも「うちに旅してこないかね、よい手帳があるんだ」というおまねき、「たすけて案内人!手帳の増殖が止まらないの!」というご相談、だいかんげいです!*12
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◆◆◆
◆今後予告
次回以降の、720式手帖生活は、
「とはいったものの、こんな側面もあるって私は知っているのです、名付けて『ミントフレーバーの法則』」
を製作ちゅうです!
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ここまでよんでいただき、おありがとうございます。
それでは、また。
Have a good techo life!!
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*1:指
*2:二回目
*3:そして手帳オフ会用と情宣しに回る用の名刺に載せるのです!
うらごころしたごころ。
*4:ただ、この文具王なる資格についてはメディア公認という以外に、とある文具店でおうかがいしたお話を知っている分、とても重く感じています。
私も(文具王選手権に)お声をかけていただいたのですが、私は文具全般というより、万年筆に知識が偏っているので…。
予選では、「この消しゴムの消しクズは、どのメーカーのなんという消しゴムか」という問題が出題されるくらいでして、私ではとても。
そんなパンデモニウム(意味は伏魔殿。個人的に、パンダと音が似ているので好きな単語です。)な大会を勝ち上がった文具王、恐るべし、畏敬の念しか抱けません。
*5:出典があやふやですが、サーチしたらこちらのタグが出てきたので引用元とさせていただきます。
Notebookers.jp | Tag Archive | 自分が大好きなものについて語るとき、その言葉は必ず誰かを救うから安心するんだぜハニー
*6:あんねい、です。あんのん、とちょっと似ています。
*7:一方的に。
*8:ぎょうかい。ぎょうかい…?
*9:そんなたいそうなことはできなくとも、「私は手帳を使っていてとても楽しい」ことを隠さないこと。照れないこと。
*10:どちらかというと手帳に関してはゆるさが見受けられないひとたちが多いのでそのごにょごにょ
*11:肩書はいっちょつくるものでもないきがします。
*12:できれば青春18きっぷ使用可能期間だとうれしいです!
あと案内はしますが案内人自体が迷子になってしまった場合
いっしょに迷いに迷いましょう!
だいじょうぶ、置いて行ったりはしません路頭に迷うときもいっしょだ!