2016年、母艦におみくじを貼る際思ったこと。
こんにちは、南の海のぱむだ、なぷ(@saltsalmon720)です。
さむがふゆいです…なんというか…いんたーねっとけーぶる(有線)…延長しよう…こたつまでひっぱろう…*1
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本日の720式手帖生活は―
- おみくじを引くまで
- おみくじを引いてから
- 次回予告
の、三本でお送りいたします。
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◆うっかり最後になにを書いたのか自分でも思い出せませんでした過去記事紹介!
モットーを書いてました…!
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◆いいんです来月大宰府行って初詣るのです
1.おみくじを引くまでのもろもろ
明けまして、元旦三が日松の内、七草粥に鏡開きまですぎさりました。
そんな私は、今年いまだに初詣に行けておりません。*2
正月が今年から仕事になったためなのですが、
せめて新年の吉凶教えてプリーズ、おみくじだけは、なんとか引きたい。
そう思って、町のお祭りに*3合わせて並ぶ露店より、
おみくじを一枚!引いてまいりました。
2.おみくじを引いてからのうだうだ
さて。
毎年初詣のおみくじを、よっぽどの悪い目でない限り手帳に貼っています。
せっかくですので、これも手帳関連の話題。
ひとつ記事を書いてみようと思います。
ちなみに、今年のくじは「正運」。
…いわゆる「大吉」から「大凶」までの、オーソドックスなおみくじではありませんので、
一体よいのかわるいのか、いまいちわかりませんが内容がだいじ!
内容をみて考えましょう。
こちら、なぜか二枚組*6でした今年のおみくじ。
例年、気になったところはラインマーカーを引いて目立たせます。
一枚目は、いわゆる今年の運勢。
二枚目は、「あなたの性格」なる、心理学科*7出にはカチンとくる内容でしたがほめられていたので良し!*8
1.今年の運勢、というものを考える。考える?
正運というだけあり、かなりよい内容が書かれておりました。
おみくじをテーマに扱ってはおりますが、正直なはなし、私自身は占いに対して
という立ち位置を取っています。*9
おみくじに関し、より正確を期すなら、
とでも申しましょうか。
愛読する、中村光 著『聖人☆おにいさん』という作品で、
主人公の二人、地上に降り立った聖人、イエス・キリストとブッダがお祭りにはしゃいでおみくじを引いた際、
天界のみんな*12から「落ち着け」といった内容のメッセージを送られた、というエピソードがあります。
そう、それ!
と、精読しながら喜びに打ち震えました。まさに。まさに。私がおみくじに感じている感覚はそれなのです。
即ち、TSUKKOMI!
2.つまりはどういうことなの
引用ばかりでお恥ずかしながら、故 香月日輪 著『妖怪アパートの幽雅な日常』において、
主人公のあこがれる大人が、「どんな適切な助言も、聞く耳を持たない者には届かない」といった内容の話をするというエピソードがあります。
おみくじを引いて、いいことがかいてる、わるいことがかいてある。
それは、「それだけのこと」です。
たとえば、心当たりのある、気になる内容がある。
たとえば、思い当たる節のある、注意を呼びかける内容がある。
たとえば、自信のある物事に対して、とんとん拍子に進む、という内容がある。
たとえば、さっぱりうまくいっていない物事に対して、まったく正反対の内容がある。
〝「それ」を目にしたとき、私は、「私」はどう思った?〟
それを知りたくて、折につけ、特に占いなんて信じてもいないのに、よくおみくじを引きます。
100円払って、私がおみくじに求めているものは、この一言です。
ムカッとしたか、うれしいとおもったか、それともなにも思わなかったか。
この「ムカッ」という一文ほど、私は大切にしたいと思っています。
良薬は口に苦く、人は低きへ流れるもの。
もう子供でもありますまいし。
嫌なことを言われたときほど、一拍おいて、冷静に。
受け止めて、寝かせて、対処して、流す。
相手が神さま*13ならば、目の前にいる人間が発する言葉よりよっぽど冷静に受け止められるというもの。*14
そんなことをつらつら考えたり、考えなかったりしておみくじの精読を終え、手帳にぺたり。*15
これから一年間、あまり見返さないのですが、たまには見返して。
その時々に引っかかることを確認して、また最初からどうとらえ方は変わるかを確認して。
今年もよい一年になりますように、と思ったり思わなかったりして、締めたいとおもいます。
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長々と書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
まさか手帳におみくじを貼るというルーティン一つで記事が埋まるとは、
正直自分の「ざつだんスイッチ」におののき*16をかくせません。
どうしましょう、箸が転んだだけで一昼夜語れそうな勢いです。*17
おみくじを手帳と一緒に持ち歩く、という方も日本手帖の会さんのTwitter調査によると多かったようです。
みなさんにおかれましても、こんな考え方もあるのかーよしいっちょおみくじ引いてみるか!となっていただけますと、
全国の社務所にお勤めの神職の方々がほくほくしてよろしいのではないかと思います。
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おまけ。
なんていうかもううちのかぞくの手帳活動略してテチョカツに対する理解のなさったらんもう!
◆次回予告
あまりに久しぶりすぎてブログの書き方が思い出せない!
次回、720式手帖生活は、
「年末の貼りはり部は大忙し!というか年末のもろもろを年始に一気に片づけます!」
でお送りします!
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ここまでよんでいたき、おありがとうございます。
それでは、また。
Have a good techo life!!
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*1:切実です。
*2:こののち無神論者と言い張る割には年中行事が好きです。信仰と習慣ってけっこう田舎ではごちゃまぜなのです。
*3:毎年新年八日です。
*4:画像は2015年のものです
*5:おきづきですか!カメラが!かわりました!!ちなみに先台はお風呂から出たらお亡くなりになっていました!!スマホのお話です!!
*6:…わたしのしってるおみくじとちがう。
*7:正確にはちがうのですが専門は社会心理学だったのでもうこう名乗ることにしています、ここで妥協するから象牙の塔に残れなかったんや…
*8:たびたび出てくる学生時代の恩師のたまわく。
「性格ってなんだ性格って。
厳密にその言葉の意味をお前は説明できるのか、どう定義するんだ。
心理学科生が性格とか使うな馬鹿者。
パーソナリティ特性だろうが。」
といった内容のおしかりをよく受けておりました。今も雑談以外ではそっと自分の言葉を訂正するめんどうくさいぱむだです。
*9:前述の恩師は、ちがう記事でも書きましたが
「進路選択の際、大学教授と占い師の二択があった」お方です。
それ以来世の占い師の皆様のほとんどは、予言者というよりはひとを見る目を鍛えに鍛えたプロプロファイラー(かぶっている)だと思っています。
ちなみに概念としての占星術やフォークロワにもとづく吉凶判定、
非言語化領域を説明する一つの手段としての占いという切り口はだいっすきです。
オタクですので。
オタクはオカルトが大好きです。パワーストーンとかたぎりますよね!ね!!
石の話はこれまた長くなるのでいずれそのうち。私は心理学科と民俗学科で進路選択に最後まで悩んだクチです!
*11:アッパーエゴともいいます。上位自我。自らが理想とする「パーフェクトな自分」
*12:天使や天女やおなじ聖人のみなさん
*13:くどいですが比喩です。
*14:溜飲を納めやすくないですか、対人より対神だと思えば…こころがせまいのです…。
*15:ここが手帳ブログであるということをあやうく私自身忘れるような自分語り記事です…。
いやいや、でもTwitterでダベれないもろもろをたくさん文字数気にせずしゃべると決めているのです!!ブログでは!
*16:戦き、慄き、と書きます。読み仮名は「ガクブル」(絵文字省略)です。
*17:友人とはだいたいにおいてこういう、毒にも薬にも水にもならないような話題で盛り上がったり盛り下がってりしています。「水」はあれです、神原駿河嬢。